囲碁の院生について

こんにちは、芝野龍之介です。初めてブログ的なのをかきます。誤操作に近い理由で囲碁 Advent Calendar に突っ込んでしまい、そのまま存在を忘れてしまっていたので投稿が遅くなりました。申し訳ございません。こういうわけで雑な内容になってしまいますがご容赦ください。

さて、今日は日本棋院の院生という制度についての考察からいろいろ妄想してグダグダ書いてみます。

院生は簡単にいうとプロ棋士を目指す人々の集まるところです。院生になることでプロ試験においては有利になり、環境面でも周りにプロ棋士を目指してる同年代の人が多いので、プロ棋士を目指す人は院生になる人が多いわけです。

ただし、院生になるとアマチュアの大会に出ることはできなくなります。憶測ですが、理由を書きます。プロ棋士を目指しているんだからアマチュアの大会なんて出るもんじゃないという意見もあるかもしれませんが、それはさておき、まず、院生研修は土日に行われます。アマチュアの大会も基本土日にあるので出場はできないとしたものです。しかし制度を作っておかないと、何か月か休場してアマチュアの大会に出たりする人が出てきたりするかもしれません。もちろん休場者がたくさん出たら院生の制度(クラス分けなど)的に不都合が出てくるわけです。こういった理由で院生はアマチュア大会に出られないという制度が作られたのではないでしょうか。

囲碁の勉強は院生にならずともできるので、院生に入らなければプロ棋士を目指しつつ大会でも実績を残すということも可能です。しかし、院生に入る人が多いのはプロ棋士を目指す際の安定の進行として捉えられているからだと思います。夏季採用試験は院生しか受けられないというメリットが一番大きいでしょう。

ところで、プロ棋士になるにはプロ試験に合格しなければならないわけですが、これは実力だけの問題ではありません。なので、プロ棋士以上の実力があってもプロになれないという状況も多々出てきます。となると、院生になるということはその時点で大きな賭けをしているようなものです。もちろん一つのことに打ち込んだ経験が将来の役に立つということはあると思うので、プロになれなくても悪いことばかりではないとは思いますが。関西棋院の院生制度だと一定数勝てば入段になりますので、プロ棋士になれるかの実力を測る意味ならそっちの制度のほうが向いている気がします。まあ主観に過ぎないですが。

プロ棋士になることは難しく、実力があるのにプロ棋士になれずに、囲碁だけをやる生活ができないのはもったいないと思うのです。もしプロ棋士として対局ができていたなら名棋譜がたくさん残せたかもしれないといった人は数多くいます。いい棋譜には高い価値があるので、損失が出てるとも言えます。

とまあここまで妄想してから、今回はプロ棋士制度として新しいものを考えてみました。名付けてネットプロ棋士制度です。

東洋囲碁や野狐囲碁など、ネット碁会所は数多くあります。そこでのプロ棋士の対局も多くありますし、その観戦や、棋譜並べをするだけでもかなりの価値があります。しかし、価値を生み出しているにもかかわらず、トッププロもユーザーに過ぎないのが現状です。ここで、あるラインを超えたらネット碁を打つことで収入が得られるような制度にするのはどうだろうかと思いました。細かい部分はいくらでも新たなアイディアがわきだしてきそうなので述べずに置いておきますが、プロでないユーザーからの会費をプロユーザーに当てるわけです。現存するプロ棋士制度と並行して成り立たせることができるわけですが、アマチュアでもネットプロ棋士になれるのが特徴です。院生とかいう枠にもとらわれることがないので、いろいろないざこざも起こりにくくなります。ソフト打ちには少し悩まされそうですが。

長くなりましたが、ネットプロ棋士制度は現実的なものなのではないかと思うので、実現されるといいなあと思いました。